愛命園育成会

愛命園育成会について、皆さんにお願いです。

愛命園育成会趣意書

昭和48年社会福祉法人広島県盲人協会(現広島県視覚障害者団体連合会)は視覚障害と知的障害に加えて他の障害を併せ有する重度の重複障害者が安全に安心して生きがいのある生活ができることを目的としてここ佐伯郡湯来町(現佐伯区湯来町)に定員30名の重度身体障害者更生援護施設愛命園を開園しました。

以来湯来町を始め広島県・広島市などの行政機関を始め多くの方々のご支援に支えられて今日を迎えております。

この間、平成13年には園舎の老朽化にともない全面改築して、定員60名の近代的な施設となりました。

愛命園は平成19年の4月から障害者自立支援法に基づいた障害者支援施設となり、日中の行事として生活介護、夜の事業として施設入所支援、さらにショートステイの三つの事業を実施しています。

現在愛命園を利用しておられる方々は60名の入所者とショートステイの方々です。近年利用者の高齢化と障害の重度化に加えて生活習慣病なども目立つようになってきています。このような利用者のニーズに即した支援をしていくためには施設・設備の充実が必要となっています。

ところで、愛命園育成会は愛命園開園と同時に発足し、平成11年に経済的な援助と心の結びつきを目的として組織の再編を行い多くの方々にご入会いただきました。園舎の改築に際しては会員の方々からも物心両面にわたるご協力をいただき愛命園に対しても微力ながら協力できましたことを喜んでおります。引き続き園舎の改築に伴う返済に協力するとともに平成18年度には点字プリンタを寄贈しました。今後とも利用者のニーズに基づいた施設・設備の充実に協力してまいりたいと考えています。

愛命園育成会は、組織再編当時300名を超えていた会員が徐々に少なくなって現在200名弱と減少して来ております。

私たちは愛命園をとりまく状況をできるだけ多くの方々にご理解いただくと同時に将来とも愛命園の利用者が安心して生活できる施設づくりに協力していきたいと考えています。そのため愛命園育成会を充実・発展させる取組みを続けています。

つきましては、このような主旨をご理解いただき、一人でも多くの方々に会員になっていただきたいと願っております。どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

詳しくはお問い合わせまでご連絡ください。

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