愛命園育成会だより 第95号

育成会副会長 大成 敏正
 暖かくなりましたが愛命園育成会会員の皆様、健やかにおすごしでしょうか。2022年(令和4年)今年も愛命園の桜は散り、グランドの藤棚の藤も散り園の周りはいつもの新緑の季節を迎えています。
 2019年年末、中国武漢で報告された新型コロナウィルス感染症の拡大は、いまだに収束をみることなく、第7波に入ろうとしています。治療薬も開発が進んで我々はワクチンと共にコロナとの闘いの武器を手にしつつあります。
 こうした世界史を変えるのではないかと言われるほどのこのウィルスとの闘いにやっと光明が見えてきたなという時、第3次世界大戦の危機をはらむかもしれないロシアのウクライナ侵攻が起こってしまいました。どんな正義のための闘いであろうと毎日流れてくる悲惨な映像を観ると戦争はやってはならないと強く感じます。ウクライナに一日も速い平穏な日々が戻ることを祈らずにはいられません。
 さて、私たちの育成会の活動も大げさではないですが、上記の世界的な事件の影響を受けています。新型コロナウィルス感染症の拡大で愛命園の「園祭り」は2年連続開催できていません。今年の開催も微妙な状況です。育成会の総会は「園祭り」に合わせて2年に1回開催しておりますので開催できる状況になるか心配しております。ちなみに、今年は育成会総会開催の年であります。叶うなら集合形式での育成会総会が開催できる状況になることを祈るばかりです。ご存じのとおり、今年度の末までに愛命園の避難棟建設が予定されています。コロナ禍とウクライナ侵攻に伴う経済制裁の影響で、建設費の高騰が心配されます。育成会として愛命園支援は微力であっても続けていかなければなりません。会員の皆様今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。
 ところで、先のことは心配してもどうにもなりませんネ。昨年の「育成会だより」第92号でお知らせしました「愛命園に燕が巣作りをしなかった」件ですが、幸い私の「災害が来るから巣作りしない」という妄想は無事はずれホッとしています。2020年の年末に園の外壁塗装が行われ、あまりにもきれいなので燕が遠慮したのかも説がいよいよ確かめられる状況になってきました。あれから1年半がすぎて少し外壁の色も落ち着いてきていますのでどうなりますか。楽しみです。
 中島みゆきの「ジョークにしないか」という歌の歌詞に「桜が咲きましたね。雪がきますね。そんな話だけで、一年が過ぎてもいい」というのがあります。まさに最近のニュースを見聞きすると平和な日々の有難さが身にしみます。
 まさに「カープは強いね。また勝ったね。鈴木誠也も頑張ってるね」こんな話だけで、一年が過ぎてもいい。


寄せられた善意

令和4年1月26日〜
令和4年4月22日
(順不同敬称略)

《 寄 付 》
どんぐり会

※いつも暖かいご支援ありがとうございます。都合により掲載を控えさせていただいた方もあります。