愛命園育成会だより 第100号

育成会副会長 大成 敏正

 愛命園育成会会員の皆さま、健やかにお過ごしでしょうか。コロナウィルス感染症もインフルエンザ並みの5類になり行動制限もなくなり、街中の人の動きもコロナ禍前にもどってきています。しかしコロナ感染者は微増との報道があります。ワクチン接種がすすんだとはいえご高齢の方、持病をお持ちの方は重症化する恐れがありますので、今しばらく感染症予防にはお互い注意してまいりましょう。
 さて、先月、6月1日愛命園さくらホール(避難棟)において愛命園創立50周年記念式典が開催されました。多くの来賓出席を得て開式となりましたが、主催者の園長・連合会会長の2名欠席という異例の事態での開催となり、ある意味忘れられない記念式典となりました。(前園長は病気退院後で自宅療養に入ったばかり、連合会会長は直前にコロナ感染が判明したため欠席)園長は事務長のメッセージ代読、連合会会長は金岡事務局長のメッセージ代読ということで式典は始まりました。コロナ感染予防のため、多くの招待者はさくらホール、利用者は居室やホール、食堂でのリモート参加という形ですすめられました。来賓祝辞、職員の永年勤続表彰や、自治会からの花束贈呈、餅つき、アコーデオン演奏や、ピアノ演奏を聞きながらの食事を終え無事閉会となりました。
私個人としての感想を言わせてもらえば、園長の突然の病気入院の中、準備に当たられた石田事務長をはじめ職員皆様の団結と協力の成果が発揮できたことは、ある意味安心して園の運営を任せられると感じたことでした。
 それにしても、連合会会長の欠席については前日に連絡があり心の準備はできていたのですが、当日にもアクシデントが起こりました。三次からの参加予定でした連合会副会長の花田さんもJR芸備線で広島に向かう途中、事故のため電車がストップし五日市駅北口からの送迎用マイクロバスの出発時間に間に合わないとの連絡がはいってきました。そこから急遽、携帯電話を駆使して日頃の職員間の連携が効果を発揮しました。花田さんは、何とか開式直後には式典会場に入ることができ、挨拶の中で、職員の連携の素早さに驚きと感謝の気持ちを伝えられ、日頃よりのこうした職員間の連携を称賛されていました。
 ところで、これから暑い夏に入ります。愛命園でも少しずつ外出行事が再開となってきています。外部からの学生やボランティアの受け入れも始めています。園祭りについても再開の検討が始まっているようです。自由に愛命園に入れる日も近いと思いますので育成会会員の皆さま、きれいになった外装や、避難棟「さくらホール」そして元気な利用者に、ぜひ機会をみつけて会いに来てください。
 この原稿を書いているとき、まだ梅雨明け宣言は出ていません。どういうわけか広島カープは、しぶとく接戦をものにして連勝中です。トップに立つ日も近いのではないかと期待をしています。育成会会員の皆さま、暑い夏を元気にのりきり、喜びと実り多い秋が迎えられますよう共にがんばりましょう。園祭りでは元気にお会いしましょう。



寄せられた善意

令和5年4月25日〜
令和5年7月25日
(順不同敬称略)

《 寄 付 》
どんぐり会    清水 都美子
清水 幸枝    八田 久美子
田尾 秀春    友田 耕二朗
竹原 幹     井戸 京子


※いつも暖かいご支援ありがとうございます。都合により掲載を控えさせていただいた方もあります。


編集後記
 6月に入り育成会会費のお願いをお送りしました。早速に入金をいただき、誠にありがとうございます。
育成会便りは、今号で100号となりました。1号は平成10年7月、あゆみ第101号に合わせての発行でした。愛命園育成会が愛命園を本部として再始動し、それを契機に育成会便りの発行が始まったと1号には記されております。これまで活動が続いているのも、会員の皆様のご理解とご協力あればこそです。
改めてお礼申し上げるとともに、引き続いてのご支援をよろしくお願い致します。