愛命園育成会だより 第55号

愛命園育成会
副会長 田尾 秀春

 新年度もスタートし早1ヶ月が経ち、心和ませてくれた桜の季節から、風薫る若葉の季節となりました。皆様には益々健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
 今年ほどいろんな意味で桜の開花が待ち望まれていたことはなかったのではないでしょうか。福島では津波に呑み込まれながら、ただ1本生き残った桜、前回の震災後に植えられた桜並木が人家への被害をくい止めた話を聞きました。人々の桜に対するいろんな思いが馳せられ、桜を通して将来への希望と勇気をもらって、この1年、元気で頑張れるよう励ましてくれているように感じました。 『あでやかに たゆたふ桜 和みゆく』来年の春はどんな花を咲かせてくれるのでしょう!
 愛命園でも地域との絆を深めながら、明るく楽しい園での生活、各種行事が繰り広げられています。新たな事業として地域におられる障害者の方が昼間に施設を利用できる「日中一時支援事業」がスタートしました。
 そして、今年度も物作り健康づくりなどの生活・作業。グループ外出、一泊旅行など個人の興味にそった体験・体感行事。大きな行事である園祭り、クリスマス会などがあり、家族や地域とのふれあいの輪が広がることでしょう。こうした活動も年々工夫され皆さんが楽しみながら積極的に参加されている様子を伺い大変嬉しく思います。
 これからも,利用者の皆さんが健康で生きがいのある生活ができるよう微力ながら育成会として支援ができればと思っております。
 来年は愛命園創立40周年を迎え、また今年は育成会総会開催の年にもあたり「園祭り」の行事に合わせて総会を開催することににしております。是非ご出席いただき皆さまとのつながりを深めていただければと思います。
 また,一人でも多くの方々に育成会の主旨をご理解いただき,会員が増えますよう皆さまのご協力をお願いいたします。なお、育成会入会の紹介や育成会についてのお気づき,ニュースなどがありましたら、愛命園事務局にお知らせいただければ幸いです。



【寄せられた善意】
[平成24年1月28日〜平成24年4月30日]
(順不同敬称略)
《 寄 付 》
広島市佐伯区  愛命園家族会
  〃     藤原 幹男
  〃     長峯 公明
  〃     林  弘子
  〃     林  洋輔
  〃     荒木美恵子
  〃     清水都美子
廿日市市    青木ましず
 〃      吉田 千夏

※いつも暖かいご支援ありがとうございます。



【編集後記】
 最近つばめが来なくなった!と聞くようになりました。巣をかけるところがなくなったのでしょうか?園で高圧洗浄機を買って、職員で園舎の外壁を新築の様に、綺麗にしました。古い巣の跡もすっかりなくなっていましたが、先日すべすべになった外壁に難しそうに土をつけ始めました。難航していましたがどうにか完成したようです。
「つばめさん おめでとう!」
愛命園には今年もつばめが来ました。(T.M)