愛命園育成会だより 第60号


愛命園育成会
副会長  田尾 秀春
 今年は例年になく早く梅雨が明け、ことのほか猛暑となりました。日中は蝉の合唱,朝夕は蜩が鳴き夏本番を感じる今日この頃です。皆さまには、お変わりなく元気でお過ごしのこととご拝察いたします。
 新年度が始まり4ヶ月、育成会は宮崎泰則会長のもと新たなスタートとなりました。そして、愛命園は創立40周年を迎え6月4日に記念式が行われました。これからも安心して生きがいのもてる生活ができるようますます愛命園が充実・発展するよう気持ちを新たにしたところです。
 7月には、これまで愛命園園長としてご尽力いただいた藤原幹男園長が退任されることとなりました。藤原園長は、熱い思いで職にあたられ、共に感じ、共に考え、愛命園と共に歩まれてこられました。これまでのご尽力に対し感謝申し上げます。そして、後任として林弘子園長がその任を引き継がれることとなりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 日本に目を向けると、明るいニュースとして富士山が世界遺産として登録されることとなりました。何処から見ても、いろんな美しい姿を見せてくれる富士山。本栖湖からの富士は千円札にもなっています。

「桜咲き募る思いに待ちぬれば
  茜さし登り出(い)る富士の山」

 私も4月に天気情報を気にしながらリュックを背負って富士五湖周辺へ、桜の映える富士を写真に納めたくて行ってきました。幸いに天気も晴れて、そのときの感動を駄作ですが歌に詠みました。逆さ富士や夕焼けの富士、忍野富士も納めることもできました。
 林園長が施設の在り方や、今求められていることについて以前、書かれておられた事を改めて思い出します。昭和48年愛命園発足当初の利用者の方の置かれている社会状況や、施設の必要性について切実な願いがあったこと。安心、安全の生活環境の確保から、更に一歩進んで一人ひとりのニーズに応える、より質の高い取り組みが行われるようになったこと。そしてグループ外出など利用者の方の希望が実現し喜んでおられる。このことは本当に素晴らしいこととだと感じます。これから10年後に向けて、力を合わせより一層愛命園が充実・発展するよう心新たにした次第です。
 今後共、ますます愛命園と育成会の皆様とのつながりを深め、多くの方々のご理解とご支援が得られますよう、皆さまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。



【寄せられた善意】
[平成25年4月26日〜平成25年7月25日]
(順不同敬称略)
《 寄 付 》
広島市佐伯区   中本 政登
  〃      湯来モータース
  〃      どんぐり会
  〃      愛命園家族会
広島市安佐北区  竹原 幹
  〃      田尾 秀春
広島市東区    土居 京子
広島市西区    友田 耕二郎
福山市      前川 昭夫
廿日市市     後藤 幸生
東広島市     林出 ミヨ子
大分県佐伯市   田島 定

※いつも暖かいご支援ありがとうございます。
 都合により掲載を控えさせていただいた方もあります。



随想、詩、短歌、俳句、川柳の
募集について

 投稿内容 「随想、詩、短歌、俳句、川柳」
 投稿方法 FAX、メール、郵送(墨字、点字)
  投稿先 
    〒 738−0601
   住所 広島市佐伯区湯来町和田1113−2
      愛命園育成会事務局
  FAX 0829ー83−1112
  メール sakura@aimeien.jp
問い合わせ 愛命園育成会事務局
   電話 0829ー83−1111



【編集後記】
 今年は梅雨の時期が短く、じめじめした感じがなかったし、また、梅雨末期の集中豪雨も免れたと思いましたが、最近のゲリラ雨には閉口しています。各地に大変な被害を及ぼしているのを見ると、何年か前の集中豪雨を思い起こされてなりません・・・。地球温暖化現象とか聞きますが、これから先どうなるのでしょう・・・。
 6月の初め、今年度の会費のお願いしたところ、早速に入金いただきありがとうございました。まだまだ暑さ厳しいです。何卒熱中症にお気をつけられますように・・・。