愛命園育成会だより 第105号
育成会副会長 大成 敏正
愛命園育成会会員の皆さま、健やかでお過ごしでしょうか。
平年より平均4℃も高い夏が終わり、10月に入りようやく秋らしくなってきました。通常秋分の日あたりで一斉に咲きはじめる彼岸花も暑さのため約2週間遅れで咲きました。また、この酷暑は、9月における我が広島東洋カープの歴史的大失速の最大の原因になったのではないでしょうか。これからは9月でのデイゲーム開催はやめるべきだと私は思いますね。
10月に入りまだまだ暑い日がつづいていますが、広島県人としては悲喜こもごものニュースが二つ入ってきました。残念ですが、政治資金不記載問題の責任を取るとして岸田首相の退陣ということになりました。大変なお仕事、お疲れさまでした。
喜ぶべきこととして、11日には被爆者団体の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会」(被団協)のノーベル平和賞の受賞決定のニュースが入ってきました。第2次世界大戦以降最も危険な状態である現実が、今回の受賞の後押しになったのだと思いますが、もうすぐ被爆者が10万人を下回ろうとするこの時期に、これまでの被団協の活動に光があてられることで、平和や核廃絶を自分たちのこととして考え行動してくれるかたが増えてくれることを祈るばかりです。
さて、我が愛しの愛命園ですが、例年のように11月23日(土)「園まつり」が開催されます。今年は、2年に1度開催の「育成会総会」開催の年にあたっています。会員のみなさまには万障繰り合わせたうえ総会に参加いただければ幸いです。尚、送迎用のバスは、午前8時 五日市駅北口より出ますので、ご利用希望の方は、愛命園まで申し込みをお願いいたします。総会は今のところ愛命園デイルームにて、午前11時よりの開催予定です。尚、事情により総会を欠席された場合は、委任をされたものとして取り扱わせていただきます。これまでコロナ禍のため2度続けて総会が、書面開催となっています。今年こそは対面形式での通常総会が開催できますよう願ってやみません。会員の皆さまと、お互い元気にお会いできることを楽しみにしています。
それでは終わりに、私の身に起こった酷暑エピソードをお知らせして結語とさせていただきます。
私は、日常生活支援用具として「携帯用の拡大読書器」を10年近く自宅リビングにて使っていたのですが、この夏内蔵の電池が膨張し壊れてしまいました。直ぐに同一機種を再申請し、届いた機器の説明書を見てびっくりです。10℃から35℃の環境で使用してくださいとなっているではありませんか。今年の夏、わが家のリビングは一体何度まで上がっていたのでしょうか。考えたら恐ろしくなってしまいます。来年の夏は読書器を発泡スチロールの箱にでも入れ、アイスノンでも入れて保管しなければならないのかと考えると憂鬱になってしまいます。会員の皆さまも、酷暑のなか各種機器の適正な温度下での使用に注意をしてください。高温障害は農業だけではありませんので。では、失礼いたします。
寄せられた善意
令和6年7月26日〜
令和6年10月25日
(順不同敬称略)
《 寄 付 》
長久 孝子
※いつも暖かいご支援ありがとうございます。都合により掲載を控えさせていただいた方もあります。
編集後記
10月も残すところわずかとなりました。これまでのところ、大雨で避難を要するような状況は発生しておりません。台風シーズンに入り広島に接近した台風は2つだったでしょうか。幸いなことに、その2度とも大雨が続くようなことはなく、風も強いものではなかったため、災害の発生を心配するような状況にはなりませんでした。
災害の発生そのものを防ぐなどということは、一個人には不可能です。災害が発生した際にどこまで被害を減らすことができるか、日々の備えを怠らず、しっかりと向き合っていくしかないのでしょう。