新しい年を迎えて

竹原 幹

 新年明けましておめでとうございます。昨年は育成会の活動に対しましてご協力ご支援をいただきましたことに感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昨年の11月23日、愛命園祭りの当日、愛命園において育成会の総会を行いました。参加者は38名でしたが、平成14年度の事業報告と決算、平成15年度の事業計画と予算を承認し、役員も留任を認めていただいて、総会を終了することができました。
 育成会は毎年、愛命園祭りに参加して行こうと考えています。愛命園祭りに参加して園生や職員との交流を深め、愛命園が育成会会員に取ってより身近なものになることを願っています。
 園祭りに参加して何時も感じることは、園生がいきいきと祭りに参加しておられる様子や久しぶりの保護者との再会でむつましい様子に、ほのぼのと心温まる思いがしています。さらに愛命園が多くのボランティアや地域の方々に支えられていることを実感しています。このように愛命園が地域の施設として行き着くまでには職員の方々の大変なご努力があったものと思います。



 さて今年は申年、猿は最も人間に近いほ乳動物です。それだけに知能も高いのですが、どこかたりないところがあるというところから猿知恵だとか、調子に乗って失敗することを猿も木から落ちるなどと馬鹿にしたりします。しかし、猿の群は実に統制のとれた集団生活をしているようです。目的を持ちきれない人や集団生活に適応できない人が少しずつ増えている人間社会ですが、統制のとれた平和な人間社会を作る上で猿知恵を借りて猿まねをすることも必要なのではないか等と、たあいもないことを思いながら過ごしたお正月でした。



【寄せられた善意】
[平成15年10月26日〜平成16年1月25日]
(順不同敬称略)
広島市 土井 義則
広島市 清水 和行
福山市 前川 昭夫
広島市 美野 靖三



【編集後記】
 会員の皆様 あけまして おめでとうございます。今年は「申年」さるについては色々なことが伝わっておりますが、農作物を荒らさない限り、とても可愛い動物です。さるも生きていかなくてならないために畑などに出て来るのです。仕方の無いことで、素直にさるの気持も理解しなくてはならないでしょう。
 先日のこと、湯ノ山温泉に登る坂道で車を廻した所に、二匹の猿が「こんにちは」とでも言うように二匹並んでこちらを見ているのです。ああ! 猿! と
思いながら、もう一回道を曲がると次の石垣に猿も廻って、又二匹こちらをみているのです、「今年は私たちの年よ」とでも言っているのでしょうか。「こんなに近くで愛嬌をふりまくなんて・・」
車も人も恐れない「猿」にびっくりしてしまいました。
 今年は「申年」これにあやかり3猿(見ざる、言わざる、聞かざる)で素直にいきたいと思っています。
 育成会にご協力よろしくお願いします。 (Y)