愛命園育成会だより 第53号


田尾秀春

 秋風に吹かれるコスモスの花も終わりをつげ、めっきり朝夕は肌寒くなりました。皆様にはお変わりなくお元気でお過ごしのことと存じます。
私の家の近くでも秋祭りが行われ、子どもたちの元気なかけ声に合わせ御輿と獅子舞が繰り出し、夜は神楽の音が響き賑かな一時を過ごしました。
 今年は、3月の東日本大震災による津波、原発事故が大惨事をもたらし、9月には台風12号が和歌山、三重、奈良3県に甚大な豪雨災害をもたらしました。つい最近、タイでは度重なる豪雨による洪水がバンコクの都市にまで流れて家屋や工場を浸水し経済・生活に大きな影響が生じています。気候変動の影響か何か分かりませんが、自然の驚異が人々に何かを警告しているようにも感じられます。便利さ優先から限られた資源を大切にする生活の在り方、そのためのいろいろな工夫を改めて考えることにもなりました。
 愛命園では利用者の方の病状に的確に対応できるよう医務室の拡張工事がこの度行われました。より安全に医療や薬の投与が出来るようになりました。また、いろんなグループ外出の行事が行われました。カープ観戦にも行かれて、しっかり応援され楽しまれたようです。開幕当初は順調な滑り出しで期待させられましたが、今年も5位またしてもクライマックスシーンには進出できずとても残念です。来年こそハツラツとしたプレーで期待に応えて欲しいものです。
 恒例の愛命園園まつりが11月23日(水)に行われます。是非、多くの方々にご参加いただき、利用者とのつながりと会員の皆様との交友を深める機会にしていただければと思います。当日は利用者のステージ発表や作品展示、バザーなど楽しい催しが盛り沢山です。
 今年も貸し切りバスを利用して行けるように計画したいと思っています。バス代金が一人2000円以内を考えております。利用人数が少ない場合は、他の方法も検討しご連絡いたします。バス利用を希望される方は、11月11日(金)までに愛命園事務局(電話 0829-83-1111)、又は田尾(電話 082-843-6922)にご連絡ください。是非、声をかけていただき多くの方々にご参加していただきたく思います。
 今後とも愛命園の充実・発展のため皆さまのご支援ご協力をお願いいたします。



【寄せられた善意】
[平成23年7月26日〜平成23年10月27日]
(順不同敬称略)
《 寄 付 》
福山市     前川 昭夫
広島市安芸区  木村 信子
廿日市市    青木 ましず
  〃     吉田 千夏
広島市佐伯区  藤原 幹男
  〃     林  弘子
  〃     林  洋輔
  〃     清水都美子

※いつも暖かいご支援ありがとうございます。



【編集後記】
 「愛命園ここにあり! 皆元気に頑張ってるよ! そんな元気印の園のシンボルとして園旗があったらいいなー」そんな願いに会として応えられないものかと間所会長にご相談申し上げ、育成会からの贈呈という形で全面的に協力することになりました。