愛命園育成会だより 第67号


愛命園育成会副会長 田尾 秀春

 この春は寒暖の差が大きく、桜も一気に咲いて、和ませてくれた桜は今は葉桜となり、新緑の季節へと移ろいでいます。育成会の皆さまにおかれましては、健やかでお元気にお過ごしのことと存じます。
 年々歳々あちこちで出会いと別れがあり、新たなスタートが始まりました。広島の地では、48年ぶりにバレーボールのJTサンダースが優勝し、我らの広島カープも黒田投手を迎えて、緒方丸が優勝めざして船出しました。なかなか順風満帆というわけにはゆきません。優勝の期待が大きいぶんプレッシャーもかかって、チャンスでタイムリーが出ません。これ以上悪くはならないですから、これから鯉のぼりが昇っていくことを願い、みんなで応援しましょう。
 長年、愛命園で生活を共にされ、ここ数年病気療養中であった方がお亡くなりになり、追悼の文面に接し皆さまの温かなまなざしや、心の温もりを感じ受けました。お亡くなりになられた方々の、ご冥福を心よりお祈り申しあげます。
 愛命園では利用者、職員みんなが、一日一日が輝いて生きられるように「お互いがはたらきかける存在、はたらきかけられる存在」として、互いが命を輝かせあえる施設であるよう、日々の関わりを大切にされています。その原動力は、やる気、根気、負けん気、元気だそうで、今の社会の中では特に大切なもののように感じました。
 これまでも、グループ外出、園祭り、クリスマス会、餅つき大会など、いろいろな行事が工夫され、みなさんが楽しみながら参加されています。班活動では自然の中に出かけて、風を感じたり、折々の野花をつみ「しおり」作りが行われています。
 今後の課題として、年々利用者の高齢化といった実態があり、個々の状況にあった支援や環境面での対応などが、必要となってきております。
 これからも微力ではありますが、健康で生きがいのある生活ができるよう、育成会として支援をしてまいりたいと思っております。一人でも多くの方に、その主旨をご理解いただき,会員が増えますよう皆さまのご協力とご支援をお願い申しあげます。なお、育成会についてのお気づきの点や、ニュースなどがございましたら、愛命園事務局にお寄せいただければ幸いです。



【寄せられた善意】
[平成27年1月26日〜平成27年5月18日]
(順不同敬称略)
《 寄 付 》
林  弘子  竹内 美千代
森本 文江  青木 ましず
前  和枝  煖エ 義彰
林  洋輔

※いつも暖かいご支援ありがとうございます。
 都合により掲載を控えさせていただいた方もあります。



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募集について

 投稿内容 「随想、詩、短歌、俳句、川柳」
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      愛命園育成会事務局
  FAX 0829ー83−1112
  メール sakura@aimeien.jp
問い合わせ 愛命園育成会事務局
   電話 0829ー83−1111



【編集後記】
平成27年度がスタートしました。改めましてよろしくお願いします。
まだまだ暑かったり寒かったりと不安定な気候が続いています。皆さんも体調を崩されることのないようお気をつけ下さい。