第154号   愛命園だより「あゆみ」   平成24年1月


年頭のご挨拶
社会福祉法人
広島県視覚障害者団体連合会
副会長 大原 佳子

 2012年明けましておめでとうございます。
 皆様方にはそれぞれに新たな思いを胸に、お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。愛命園関係者の皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 昨年は世界的にもあちこちで、自然災害や金融危機など揺れに揺れた一年でした。
そしてわが国では、皆様ご存じの通り3月11日、日本観測史上最大規模の「東日本大震災」が起こり、一瞬のうちにかけがえのない多くの尊い命や大切な財産が奪われてしまいました。被災地のニュースを聞くたびに、被災された皆さんの事を思うと、本当に心が痛みます。津波により起こった原発事故もいまだ問題を抱えたままです。私達はこの2011年3月11日の大惨事は決して忘れてはなりません。と同時に一日も早い復興を願うものです。
 愛命園は間もなく創立40周年を迎えます。その記念すべき節目を前に、昨年念願の愛命園の園旗が育成会より寄贈されました。旗の図柄は公募により、愛命園にふさわしく、すばらしいデザインが選考されました。園旗は愛命園を象徴するように、桜が図案化され、いつも温かい心でお互いに助け合う強い絆を表しているようです。園旗は、愛命園園庭掲揚台からいつもりんとして、風にはためきながら、園の皆さんを見守る事でしょう。
 私達障害者を取り巻く福祉制度も年々めまぐるしく変化しています。私達視覚障害者の生活に直結した「同行援護サービス」も政府に要望の結果、昨年10月から実施されるようになりました。この制度については、国から各自治体への周知徹底が不十分であったり、各自治体における事務処理が遅れ、利用者への伝達が充分なされなかったりで、見切り発車的側面も免れません。また、今年は私達障害者がそれぞれの地域で安心して暮らせる環境を整備する為の「障害者総合福祉法」(仮称)が制定されます。新法が制定されることにより、私達障害者の生活環境が向上される事を願うばかりです。
 私は及ばずながら2年前から本連合会の一理事として、愛命園に御縁をいただきました。そして、園祭りや夏祭りに何度か参加して楽しいひと時を過ごさせていただきました。お祭りには利用者の皆さんも笑顔で心から楽しんでおられる様子が感じられました。園長先生をはじめ職員の皆様が、一生懸命祭りを盛り上げて下さる姿には心から敬服と感謝の気持ちでいっぱいでした。ありがとうございました。どんなに重度の障害があっても、人間として認められ、生きる事の大切さが実感できる事業を行っておられる事に感銘を覚えます。
 最後に今年が、東北地方の復興元年となり、愛命園が昇竜のごとく飛躍され、愛命園関係者の皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げ年頭のあいさつとさせていただきます。



迎春
家族会会長 藤正 坂二

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 私の好きな陰陽五行説では、冬至を過ぎて最初の甲子(きのえね)の日から陰きわまって陽の季節が始まると言います。今年は1月4日がその甲子の日でした。雪が降ろうが槍が降ろうが、もう春が始まっています。旧正月も、今年は珍しく1月23日と早く、春よ春、重ねておめでとうございます。

いい年が みずから出でて 昇り竜

 夢から覚めて、暮の懇談会には19家族、クリスマス会には17家族28人の参加。雪の心配もあって、申し込んでいただいたうち数人は急遽不参加という残念な結果でしたが、それでもこれだけの皆さんのご参加のもと、にぎやかな楽しいクリスマス会でした。絆と申しますか、不思議なご縁でサンタクロースの本家、フィンランドのろうそくの贈り物に灯がともる中、湯来町名産のチョウザメの料理もありました。元気な利用者、そして園の職員の皆様、本当にありがとうございました。
 さて、春といえば今年は4月、桜の頃家族会と園の職員さんとの親睦会を計画、是非実現したいと考えております。思い出せば、20年も前、山本貞夫園長、松井家族会会長の頃、利用者の皆さん共々宮島に1泊旅行しました。利用者もわれわれ家族も若かったですねえ。
 話は前後しますが、暮の懇談会の後、出席されたご家族には、成年後見制度に鑑み、選挙権剥奪に対する反対のための署名活動をお願いしました。(これは全国手をつなぐ育成会からの協力要請によるもので、愛命園利用者もほとんど県の手をつなぐ育成会に加入しております。また、当園も数名の人はこの制度を利用していますが、今の法律ではこの人達は選挙権がないのです。)
 そんなこんなで今年もより一層のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。皆様方のご多幸とご健康をお祈り申し上げます。



ご縁の一灯を大切に
園長 藤原 幹男

 明けましておめでとうございます。
 昨年はつらく悲しい出来事の多い年でしたが、今年は皆様にとりまして健康で平穏な年になりますようご祈念申し上げます。
 昨年、クリスマスの日をむかえようとするころフィンランドよりの愛を込めた一本のローソクが園に届きました。
それは、かのタイガーマスク氏ではなく、○○町の寅次郎さんからの贈り物でした。何ともユーモアに富んだプレゼントです。同封の文面からも、氏の愛情をタップリと汲み取ることができました。何とも有り難いことです。
 送り主のお方とは未だにお会いすることは実現できていませんが、チョイとしたご縁から三年前より毎年、新米や新鮮な果物等を贈り届けていただいております。その都度、皆で有り難く頂戴し感謝致しておりますことは言うには及びません。一方、この送り主のお気持ちに感激し“一本のローソク”を主役に抜擢、当園のクリスマス会でのイベントにて演出したスタッフの心意気につい熱いものを感じざるをえませんでした。おかげさまで、この『ご縁の一灯』により会場内が一体感に包まれ、心地よい雰囲気を感じとることができました。
 一つの出来事、一つの出会い(ご縁)を大切に受け止めそれに対して本気で応える。
 この事は、私達の仕事は勿論のこと社会生活を送って行く上で本当に大切なことと思います。
 利用者一人ひとりの声にしっかりと耳を傾け、それらに対し本気で向き合って行くことの大切さを改めて学び取ることができました。
 どんなに重い障害があっても、障害のゆえに差別されることなく一人の人間として充実した人生を送りたい。そんな願いを実現すべく立上げられた先達の熱き想いをしっかり継承しながらも、その時々に応じた社会資源として、この地に無くてはならない愛命園を目指し、求められる今日的な課題を共有しながらその課題を一つ、そしてまた一つと解決に向け、スタッフ・利用者共々一緒に“あゆみ”たいものと考えております。
 本年も相変わらずのご指導・ご鞭撻・ご支援をたまわりますようどうぞよろしくお願い申し上げます。



園まつり
生活支援員 伊藤 章

 去る11月23日(水)、平成23年度の愛命園園まつりはシトシトと雨の降る中始まりました。昨年に続き利用者有志による神輿で幕を開けると、アトラクションでは迫力満点の湯来南高校の和太鼓、しっとりと大人の雰囲気の法人バンド、我らが愛命園生活班による合奏、見ているだけで元気をもらえるソーラン元気組のよさこい、軽快なリズムで会場の雰囲気をリードしてくれる廿日市ベンチャーズなど多彩な出演団体で繰り広げられました。降っていた雨も次第に回復し、餅まき、模擬店、バザー等でにぎやかなまつりとなりました。
 季節変わって、愛命園と言えば桜ですが、この度はその桜の花をモチーフにした園旗も披露することができました。
 また、毎年のように来園者が増える一方、駐車場の台数に限りがありました。
その問題を何とか緩和する為、今年度新たな試みとして外部に駐車場を借り、第2駐車場として利用者のご家族と一部の皆様に利用をお願いいたしました。ご迷惑をおかけしたと存じております。
 なお勝手ながら、来年もより多くの方にご来園いただく為、同様の手配を考えております。
 今年も多くの方々にボランティアとしてお手伝いいただきました。また関係者並びに保護者の皆様や一般の方から多くのバザー物品を提供していただきましたこと、この場をお借りして深くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。



はっぴークリスマス
生活支援員  伊藤 真紀子

 12月23日にクリスマス会を行いました。利用者にとっては帰省日でもあったので待ってましたとばかりに、はしゃぐ姿もあちこちに…。元PTの先生からのプレゼントのポッキーと、YMCAからのリースをステージに飾りました。
 フィンランドからの贈り物のローソクの紹介に始まり、どんぐり会様による朗読劇・コーラス・楽器演奏そして地元砂谷牛乳様によるバター作りの実演を行ないました。牛乳と生クリームの入った容器を手に取り、みんなシャカシャカふり続けること5分。やがて、水分とバターが分離します。固まった人、振り過ぎてせっかく固まったのにトロトロになった人などで、笑いが絶えませんでした。そうしてひと手間かけて作ったバターをホットケーキに付け、みんなで美味しく頂きました。
 そして今年の料理の目玉は、何とチョウザメ料理でした。「えーサメー?」「食べれるん?」不安そうな声が‥  しかし食べてみると、あちこちから「美味しいー!」「うまい!」との声が…。職員がチョウザメの頭を持って各席を回ると「キャーすごい!」との歓声も。私も間近に見たのは初めてで、「なんてグロテスクなお顔なの」と感じたしだいです。
 3時間のクリスマス会ではありましたが多くの笑顔が見られ、なごやかな時を一緒に過ごす事ができました。利用者の方にとっては第一のお家、第二のお家である園でのクリスマス会が楽しいひと時となった事でしょう。今年も笑顔で締めくくる事ができ、来年も笑顔いっぱいの良い年となる事を信じています。



日中一時支援事業について
相談支援専門員 前 和枝

 昨年6月ごろ湯来地域にお住まいの障害者の方から「愛命園を日中利用してみたいのですが可能ですかね?」と言う相談をされました。市内には障害者の方が利用できるサービスや障害者介護事業所があります。しかし過疎地である湯来町には障害者にとっての社会資源が数限られています。愛命園が地域の為になにか役立てないものかと市の障害自立支援課に聞いてみたところ「日中一時支援事業」と言う地域支援事業があるとのご返答を頂き、早速書類作成に取り掛かりました。
 ちょうどその頃地域ケアマネより「身体障害手帳をお持ちで、愛命園での日中活動を利用してみたい方がおられるのですが、難しいですかね?」とご相談を受け、関係機関にご指導いただき早めの実現(11月1日付)利用可能となり大変喜んで頂いております。
 湯来に愛命園あり!! 地域の方に利用して頂ける愛命園でありたいと思っております。


「健康管理室」より
看護師 森本 文江

 昨年11月、かねてから増改築中だった『健康管理室』が完成いたしました。
 利用者の高齢化、重度化に比例して医療的な支援も増えていく中、手狭になっていたところでしたので、処置や静養等広く使い易く、また、川通りにも直結したことで、より迅速に利用者のもとへと足を運べるようになり、とてもありがたく感じています。
 この健康管理室には栄養管理室も併設されています。看護師、管理栄養士、理学療法士、がそれぞれの分野から、専門性をもって利用者の健康状態の把握と対応をよりスピーディーに行うことが実現できるスペースとなっています。とは言え、和気あいあいとしたムードはこれまでどおり。皆で力をあわせてがんばっていきますので、皆様これからもどうぞよろしくお願いします。



第1支援活動報告
生活支援員 梅田 大作

・ 遠足
 9月の後半に希望者を募り、参加利用者全員で話し合い、行き先・実施日・班の構成・服装・おやつ・雨天時の対応について決めました。
1班(深入山)
 平成23年10月14日(金)に実施しました。出発前は小雨でしたが、深入山到着時には大雨になり、歩行は中止とし、無料休憩所で管理棟の職員さんの話を聞きながら楽しく食事を摂りました。その後三段峡付近をドライブし、筒賀大歳神社・打尾谷で民話を読み、湯来温泉で足湯に浸かり、帰園しました。あいにくの雨天ではありましたが、楽しむ事ができました。
2班(石ケ谷峡) 
 平成23年10月31日(月)に実施しました。 降り注ぐ落ち葉・足元に転がる団栗等、秋の山の雰囲気を感じてもらうことができたと思います。ゆっくりと約2kmの距離を往復で1時間かけて歩きました。麓の公園で弁当を食べ、湯来温泉で足湯に浸かり、帰園しました。

・そば打ち体験
 平成23年10月27日(木)豊平のどんぐり村内のそば打ち道場にて、そば打ち体験をしました。
5〜6人のグループに分かれ、指導される方の説明を聞きながら、実施しました。粉を混ぜる事や、丸めて伸ばし、切って行く体験をしました。11時から12時半までかかりました。その後、ゆがいてもらったそばを食べました。自分が作り、食べる事ができ、口々に「美味しい」と言いながら、食べておられました。

「そば打ちに参加して」 
利用者 井上 裕司
 僕は初めてそば打ちを体験しました。場所は豊平町にある「どんぐり村」です。僕は以前にも、弟が元気だった時に昼御飯を食べに行った事があります。どんぐり村では女性の先生がそばの作り方を指導して下さいました。僕は以前うどんを作った事がありますが、それとはやり方が違い、大きな器の中で練ってつくりました。そばを切る時は石川先生と一緒に切りました。とても楽しい体験でした。また体験したいと思いました。
(原文かなタイプ)

 第1支援では、これからも利用者一人ひとりの思いを大切にし、面白い(ワクワクする)事を企画・体験していきます。その様子を、また次回に報告したいと思います。



【寄せられた善意】
[平成23年10月26日〜平成24年1月25日]
(順不同・敬称略)

《現  金》
青原 清美      荒木 美恵子
谷川 隆子      林 弘子
ワンツーサロン    愛命園家族会
水内中央田楽団    西本 友則
佐々木 浩二     前川 昭夫
大成 敏正      橘高 則行
新庄 竹子
三入地区民生委員児童委員協議会

(園まつり)
株式会社クリンプロ  西部環境有限会社
明法寺        泉 サトコ
平岡衣料品店     清水 カツミ
林 高士       和田 信昭
青木 シズコ     田島 定
山手 瑠璃子     新庄 敏之
新庄 務       宮木 文子
富士産業株式会社   白井 儷准子
株式会社西部防災   宮本 進
前川 昭夫      佐々木 浩二
藤井 貢       中本建設株式会社
田尾 秀春      越智 良夫・節子
田中 初枝      永尾 高芳
白兼 ツタ子     山本 健二
伊藤 守夫      西本 友則
則末 信夫      伊藤 イチエ
巨炊 満子      谷川 和江
荒木 コユキ     村上 芳正
福島 サヨ子     吉田 和幸
湯来東小学校     大成 敏正
森本 辰登      伊東 三喜枝
西 耕三       吉見 昭夫
吉見 真也      矢立 昌和
森井旅館       矢口 昌子
吉見 斉       沖本 スズ子
清水 光信      隅谷 芳子
佐々木 弘子     渡辺 清恵
国沢 紀代子     田中 ウメミ
沖野 ヨリコ     新庄 司
新庄 竹子      大原 佳子
長久 孝子      仁井山 真二
広島佐伯ライオンズクラブ


《現  物》
米        前田 秀昭
乾麺・菓子    谷川 隆子
野菜       湯来農村環境改善センター
米・ろうそく   奥元 敏之
クリスマスリース 広島YMCA
         YMCAワイズメンズクラブ
菓子       佐々木 浩二
みかん      石井 巌
りんご      井上 市子
干支のくるみ人形 白井 儷准子
牡蠣       宮本海産
園旗・グランド旗 愛命園育成会

(園まつりバザー)
谷川 和江      佐々木 浩二
和田長登路河内神社氏子中
新庄 孝       柳原 綾子
橋本 貴佐      沖村 和美
清水 美帆      中下 サチコ
宮普@恭子      上野 里恵
梶川 典之      皷 起世子
田村 泰子      栗栖 紀美子
梅田 美恵子     岡本 孝子
正田 啓子      榎 瑞恵
清水 利則      伊藤 イチエ
林 幸子・伸     横山 美子
永尾 高芳      ケアハウス鈴が峯
御堂 輝昭      新川 正治
上垣 邦子      杉並台幼稚園父母会
中田 美弥子     大場 竹子
中野 昭子      徳光 秀三
森本 光英      小田 健恵
中神 誠       河合 昌子
中川 勝子      伊東 照子
芝 富士子      小林 利数
林 敦子       森本 辰登
ブルーネ       宮本 ミチコ
金田 ひさえ     吉本 和美
新庄 敏之      藤谷 タカ子
白井 儷准子     中田 美代
石川 町子      矢口 昌子
堀田 秀子      清政 幸子
坂口 順子      前 芳恵
坂下 栄子      村上 芳正
向井理容院      戸田 あきら
山本 久人      沖野 公
竹田 孝幸      白井 勝子
植野 好秋      下田 悟
宮田 恵美子     野田 江美子
伊東 玲子      木村 道子
中山 和輝      新庄 竹子
正国 嘉幸      藤正 坂二
永田 正友      伊達 光子
岡本 悦子      藤正 宏恵
谷川 隆子      越智 節子
上野 澄子      桑原 芳人
徳永 保       池田 はやみ
村本 久子      亀井 里之
岡本 留美子     日垣 秀彦
大旗連合建築設計株式会社
山幸産業株式会社   明法寺
共栄金物株式会社   宝来書店
株式会社西部防災   中野眼科医院
ピーターパン     栗本五十市商店
木村神経科内科クリニック
広島銀行加計支店   日本基準寝具株式会社
政岡薬店       株式会社ユニオン
YMCAコンフォレスト湯来
蔵田ファイリング株式会社
株式会社ニシムラ   清水建設株式会社
中国電気保安協会   八洲管理株式会社
イワキ株式会社    アクト中食株式会社
トヨタL&F広島株式会社
有限会社ミヤモト緑化園芸
ネオス株式会社    坂口クリーニング店
株式会社ささき観光  ミヤケスポーツ
JA水内支店     林 弘子
福山市視覚障害者福祉協会
新庄 よし子     後藤 幸生
湯浅 節       青木 ましず
椋田 千春      前川 昭夫
野上 好子      岡田 麻里子
森本 文江      松永 千和
清水 都美子     藤原 幹男
山本 八重      沖田 幸久
高畠 瑞枝      石田 まゆみ
伊藤 亜紀      森下 静江
新田 嘉弘      西田 つや子
伊藤 真紀子     徳島 友明
長峯 公明      前 和枝
荒木 美恵子     森本 沙千子

(門松飾り)
竹        和田 信昭
南天       福島 サヨ子
         野上 好子
葉牡丹      谷川 和江
梅        新田 嘉弘

(とんど)
竹        林 弘子


《朗読奉仕》
どんぐり会      湯来朗読サークル


※いつも暖かいご支援ありがとうございます。諸般の事情で掲載を控えさせていただく場合もあります。



《表  彰》
社会福祉事業従事功労者厚生労働大臣表彰
          園長 藤原 幹男

広島県社会福祉協議会会長表彰
          生活支援員 荒木 美恵子



新任職員より
生活支援員 枝折 千秋
 昨年11月1日より愛命園の生活支援員として勤務させていただくことになりました、枝折千秋と申します。
 勤務初日は、真新しい鞄を持ち緊張と期待と、そして喜びで胸一杯に膨らませて門をくぐった学生の頃を思い出させるような気持ちで、愛命園の門をくぐっていました。そんな矢先、「おはよう!」「おはよう!あっ、枝折さんじゃろ?」と元気一杯、温かく迎えてくださる園の皆様により、私の中にあった緊張が一気に吹き飛び、期待と喜びで胸が一杯になりました。
 園の皆様と出会い、3か月が経ちました。園の皆様と触れ合えば触れ合うほど、皆様の素敵な心、頑張る心に触れ、皆様と共に過ごす時間がとても楽しく、毎日笑顔が零れ落ちるほどです。そんな素敵な園の皆様の大切な人生が、豊かで安心して過ごしていただけるよう、一日一日を大切にし、共に考えたり、悩んだり、感動したりし、笑顔多き日々であるよう、歩んでいきたいと思います。
 どうぞよろしくお願い致します。



【編集後記】
 東京に雪を降らせた寒波がこちらにもやって来ました。これを書いている時点で、4日連続の雪です。朝の道路は凍結しており、車での通勤は緊張します。ただ、夜のうちに降る雪は少ないようで、今のところはほとんど積もっていません。天気予報によると、この先1週間くらいはこのような天気が続くようなので、これからどうなるか心配しているところです。
 皆さんのところはどうでしょうか。くれぐれもお気をつけください。 (HY)